オクムラ・ホーム日記

本当に言いたかった事を。。。

水管橋のこと

ダクタイル鋳鉄管のを橋梁添架する場合は伸縮可とう管及び継ぎ輪を 設置した方が、より安全である

第16回のテーマです。『ダクタイル鋳鉄管のを橋梁添架する場合は伸縮可とう管及び継ぎ輪を設置した方が、より安全である』業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 NS形鋳鉄管 問題点および改善点伸縮可とう管の設置については…

経済性から支持金具はステンレス製より鉄製で充分?

第15回のテーマです。『経済性から支持金具はステンレス製より鉄製で充分?』業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 ステンレス製ブラケット 問題点および改善点支持金具を設置する橋梁地覆の全箇所の事前測量は、足場の無い…

パイプの長さの許容差は長い分は構わない?

第14回のテーマです。『パイプの長さの許容差は長い分は構わない?』業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 ポリエチレン管 問題点および改善点ポリエチレン管は1本5,000mmに対して+100mm(-0mm)の許容差がある事はカタログ…

新設コンクリート橋にあと施工アンカーは使用できない?

第13回のテーマです。『新設コンクリート橋にあと施工アンカーは使用できない?』 業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 インサートアンカー(六角ボルト) 問題点および改善点コンクリート橋の床板、主桁へ直接ボルト、ドリ…

添架荷重でメートル当たり50キロを超えると橋梁の構造上の問題が発生する?

第12回のテーマです。『添架荷重でメートル当たり50キロを超えると橋梁の構造上の問題が発生する?』業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 ポリエチレン管 問題点および改善点橋梁添架管においてメートル当たり50キロ制限と…

寒冷地の露出管は常に保温を考慮する?

第11回のテーマです。『寒冷地の露出管は常に保温を考慮する?』 業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 保温工 問題点および改善点『寒冷地の露出管は凍結防止対策として二重管方式・ラッキング方式等による保温は常に考慮し…

水圧試験は1MPaを24時間保持が条件?

第10回のテーマです。『水圧試験は1MPaを24時間保持が条件?』業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 クローザージョイント 問題点および改善点古い埋設配管の基準かもしれませんが、露出配管(水管橋)には、適合いたしませ…

ポリ管は橋梁の伸縮を吸収する?

第9回のテーマです。『ポリ管は橋梁の伸縮を吸収する?』業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 ポリエチレン管 問題点および改善点基本的に橋梁は、桁(コンクリート製、鋼製)素材の伸縮を考慮し、橋桁と橋台の間にすき間を…

配管は全ての場合で一体化構造が安全である?

第8回のテーマです。『配管は全ての場合で一体化構造が安全である?』業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 ステンレス鋼管 問題点および改善点 一体化構造であればパイプラインから漏れだす危険は低く常に安全側である。一…

支持間隔は「許容たわみ」から算出する?

第7回のテーマです。『支持間隔は「許容たわみ」から算出する?』 業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 独立水管橋 問題点および改善点添架形式水管橋の支持間隔は、水管橋パイプビーム形式の「許容たわみ」から構造計算により…

支持金具はパイプが軽いほど個数は減る?

第6回のテーマです。『支持金具はパイプが軽いほど個数は減る?』業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 ステンレス鋼管 問題点および改善点添架形式水管橋の支持間隔は架設重量ではなく、パイプの直線性ならびに水平保持性を…

水管橋の水温は一定なので伸縮は考慮しない?

第5回のテーマです。『水管橋の水温は一定なので伸縮は考慮しない?』 業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 スリーブジョイント 問題点および改善点 水管橋の施設基準は流体の温度とは関係なく、気温が-10℃~40℃の寒暖差50℃…

ポリエチレン管は伸び縮みが大きいから伸縮継手はいらない?

第4回のテーマです。『ポリエチレン管は伸び縮みが大きいから伸縮継手はいらない?』 業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 伸縮接手 問題点および改善点添架形式水管橋(屋外露出配管)の場合に、ポリエチレン管以外は温度…

90度曲管は不平均力から使用しない方が好ましい?

第3回のテーマです。 『90度曲管は不平均力から使用しない方が好ましい?』 業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 エルボ返し 問題点および改善点 メカニカル継手構造のパイプの問題であり、水管橋(屋外露出配管)などの、…

添架用支持金具はパイプ接触面と電気絶縁する?

第2回のテーマです。 『添架用支持金具はパイプ接触面と電気絶縁する?』 業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 サドルサポート 問題点および改善点 絶縁支承と呼ぶパイプを支える部位は、すべらせる事が本来の目的である。 …

添架管は、Uボルト及びUバンドにて全箇所を強く締め込む?

第1回のテーマです。 『添架管は、Uボルト及びUバンドにて全箇所を強く締め込む?』 業界内で、一般常識化していますが、間違って認識されている事例です。 NS形鋳鉄管 問題点および改善点 水管橋設計基準(WSP007-99)で、水管橋の支承部には、基本的に次…